ワードは広く使われているワープロソフトで、ビジネス文書の作成や、個人レベルでも手紙を書くといったことに使用されています。

MOSのワード試験には「スペシャリストレベル」と「エキスパートレベル」という2つのレベルが設定されています。スペシャリストレベルは、ワードの基本的な機能を使いこなすことができ、 文書のデザインやファイルの保存などができることなど、試験の内容もどちらかというと基本的なものです。エキスパートレベルになると、スペシャリストレベルで要求されているワードの基本的な操作や機能の利用が十分に出来ており、 なおかつ目的に応じて、さらに踏み込んだ機能を利用した作業が出来ることが要求されます。

スペシャリストレベルとエキスパートレベルで「試験勉強に必要な時間に、あまり差はない」と言われています。だからといって、「エキスパートレベルを全員が目指すべきだ」というわけではなく、ご自身のレベルに合わせて習得していくと良いでしょう。
また「ワードだけ」では、就職活動などでスキルをアピールするのには、物足りないという人は、エクセルとセットで受験するというのも、良い方法です。
エクセルも、様々な企業で使われている表計算ソフトです。また、ワードを使って様々な文章を書くためには、ビジネス文書の書き方、手紙の作法なども、知っていなければなりません。社会人として恥ずかしくない文書を作成するためにも、そういった勉強を同時にするという方法もあります。